ZOU-NO-HANA NIGHT CONCERT
mama!milk「港の音景」
深まりゆく秋の夜、客船の行き交う汽笛響く港にて。
世界各地を巡りながら自由に音楽を紡いでいるmama!milkの夜の海辺のコンサート。
今宵は、アコーディオンとコントラバスが奏でる旋律と、
現代音楽家の藤田陽介が操る、空想を具現化した自作パイプオルガンや、
守屋拓之による、もう1台の変幻自在なコントラバスが登場し、新たな音景を描きます。
象の鼻テラスにて、今宵のための特別なお飲物、おつまみ、軽食もどうぞお楽しみください。
□ 藤田陽介 Yosuke Fujita
広島県尾道市生まれ、香川県出身。
2009年、空想を具現化した完全自作のパイプオルガンを製作。その自作パイプオルガンと声を主軸に、水や火の楽器化、空間の利用など、パフォーマティブな要素も織り込んだ形で音楽を展開する。ソロの活動を中心に、EYヨ(BOREDOMS)とのコラボレーション舞台「メモリーム」や、山川冬樹との公演「カントリー・ジェントルメン」など、コラボレーション・ワークも多数。映画音楽やアニメーション音楽の制作、サウンド・インスタレーション等の展示活動なども行う。
http://fujita-yosuke.moo.jp
□ 守屋拓之 Takayuki Moriya
バンドでじゃんけんに負けてエレキベースを担当し、後に偶然人から譲り受けたコントラバスを弾き始める。ジャズ、クラシック、セネガルのサバールを学び、「Tsuki No Wa」「acoustic dub messengers」「Ghost」等のバンドや様々なコラボレーション、サポートにてライブ、レコーディングで参加。
出演
生駒祐子:アコーディオン
清水恒輔:コントラバス
ゲスト
守屋拓之:コントラバス
藤田陽介:自作パイプオルガン、声 etc
音響設計
鶴林万平(sonihouse)
会場
料金
- ご入場の際に1ドリンク代として600円を頂きます。
- 全椅子席でのご案内となります。(ご来場順、自由席)
お申込
件名を『11/20 港の音景』とし、本文に「お名前(フリガナ)/人数 / ご連絡先」を記入したメールをこちらまでご送信ください。
[ cayyoyaku@spiral.co.jp ]
折り返しこちらからご予約確認のメールをさしあげます。
- メールを送られてから3日たっても返信がない場合は、お手数ですが再度ご連絡ください。
- メール受信設定などでドメイン指定をされている方は、ご確認をお願い致します。
- お席に限りがございますので、お早めのご予約、お申し込みをお薦めいたします。
- 未就学児童を連れての入場の際は、事前にご相談ください。
□お問い合わせ先:(象の鼻テラス)045-661-0602
- メール予約が出来ない方はこちらからお問い合わせください。
その他
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□mama!milk
アコーディオン奏者の生駒祐子、コントラバス奏者の清水恒輔によるデュオ。
1997年より、折々に自由なアンサンブルを編成しながら、世界各地の劇場、美術館、客船、広場、寺院、廃墟等での演奏を重ね、異国情緒溢れるその音楽は「旅へいざなう音楽」「まだ見ぬ映画のサウンドトラック」「Japanese New Exotica」とも評されている。
近年は、相次ぎ発表したアルバム作品 ……アナログ・レコーディングによる「Fragrance of Notes」、海辺の廃墟でのフィールド・レコーディングによる「Quietude」、吹奏楽編成でのホール・レコーディングによる「Parade」、ギャラリーでの公開セッションから生まれた音源「Nude」等が国内外で話題となる中、「フリッツラング監督映画メトロポリス伴奏付上映会」、白井晃演出舞台「オセロ」「テンペスト」「夢の劇」をはじめとする舞台作品での全編作編曲・全公演での生演奏( w 阿部海太郎、波多野敦子、Gutevolk、トウヤマタケオ)や、手塚悟監督映画「WATER」等映画のサウンドトラックも担当している。
最新作は、旧銀行跡建物で録音されたCD作品「Duologue(デュオローグ)」と、テープ録音されたアナログ盤7インチシングル作品「Vanilla(ヴァニラ)」。
タレルの部屋(金沢21世紀美術館)、前川秀樹像刻展(DEE’S HALL)、塩田千春展(KAAT)等の美術作品の展示会場でのサイトスペシフィックな演奏会も多く、また、日本各地の重要文化財だけでなく、京都の法然院、京都府庁旧本館「正庁の間」、ミラノのスフォルツェスコ城、マテーラの修道院跡など各地の趣深い場での演奏会も、毎回好評を博している。
□鶴林 万平(音響設計・製作)
1975年|大阪生まれ
京都造形芸術大学 美術学部 洋画コース卒業後、現代美術作家としての活動を経て、音響機器メーカーに就職。市販スピーカーの企画・設計・製造に携わる。その傍ら、2007年より長谷川アンナと共にsonihouseとしての活動を開始。2010年に音響機器メーカー退職後、12面体 同軸・無指向性スピーカー”scenery”を完成させる。
□sonihouse
音と空間、聴き手の中に豊かな循環を生むをコンセプトに活動する。電子音 対 自然音の二項対立を克服し、空間における響きの再現について考え抜いた12面体スピーカー”scenery”をはじめ、オリジナルスピーカーの開発・製造。またそれらを用いた様々なイベントを企画する。
坂本龍一+YCAM InterLab『Forest Symphony』、evala『void inflection -TAJIMI version-』等、音にこだわるアーティストによるインスタレーション、舞台の音響装置として使用される。
原田知世『on-doc.』、mama!milk演奏会『ときのあとさき』、haruka nakamura PIANO ENSEMBLE等のライブ音響ではサイトスペシフィックな特性を活かした音作りと演出で評価が高い。
http://sonihouse.net